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さて、エフェクトセッティングセクション(MOTUではチャンネルセッティングセクションと呼んでいる)には5つのタブによって目的のプロセッシングを行なう事ができるのだが、「CHANNEL」タブを開いたのが左図。
ここで特筆すべきは"OVERLOAD PROTECTION"
機能だ、これは全面に配置された2つのマイク入力、又はインスト(ギター等)の入力チャンネルにのみ有効となる、"VLIMIT"ボタンはハードウエアのオートリミッターと思えばわかりやすいのだが、入力信号を0dbを超えて+12dbまでヘッドマージンが得られるというものだ、という説明だけで理解できる人はもう十分その効力を計り知ってもらえると思うのだが、これはデジタルクリップを避けるという意味のみならずダイナミックレンジの確保という側面から見ると生楽器やボーカル録音の際には非常に有効かつ有り難い。
しかも音質変化が殆ど感じられないのだから素晴らしい。
"LOOKAHEAD" ボタンはさらに急激な過大信号による歪みを予防することが可能となる。
まさに実際のレコーディングにおける難題に対しての優れた解決手段であり、MOTUの開発者がとても良く現場のニーズを理解している事の現れと思う次第。
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そしてココがDynamicsセクション
見てのとうり標準的なコンプレッサーとリミッターだ。
ツマミもおよそ一般的なコントロールを踏襲していてわかりやすく使いやすい。
上部のメーターではリアルタイムにインプット、アウトプット、ゲインリダクションの3つのメーター、スレッショルドとダイナミクスカーブを2次元的に表示する画面により目と耳で求める設定を追い込むことができる。
内蔵DSPの威力はPC側のマシンパワーによるパフォーマンス低下や遅延を心配することが無い点だ。
ハードウエアのデジタルデバイスと思えばわかりやすいだろう、もちろんPC本体に影響をおよぼすことも無い。
そして特筆すべきはLA-2Aを忠実に再現したリミッター部だ。
モード切替とゲインリダクション、メイクアップゲインつまみというシンプルな構成だが、レベル補正においてこれほど簡単に、しかも音質の変化が感じられないのは素晴らしい。
ダイナミックレンジの大きなソース、たとえばボーカル、ドラムス、ブラスなど奏法によってあるいはパートによって大きなレベル差がある場合は余裕を見て入力レベルを下げ、デジタルクリップを避けなければならず、ミックスの際に行なう処理に負担がかかるのが常なのだが、もうそんな心配はいらない、前述の"OVERLOAD PROTECTION"
機能と合わせて使用することでピークを抑えつつ適正なレベルで録音する事ができる。
プロフェッショナルなプロセスをマイクを繋げるだけで実現してしまう、なんとまあ嬉しいこと。
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最終更新日 ( 2008/07/12 土曜日 04:58:40 JST )
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